■やってみよう
・自分の地域で起こりそうな災害を考え、1つえらぼう。
①津波災害
大地震で起こる津波の場合を考えます。高い場所に何分で行くことができるかを考えます。
②土砂災害
大雨や地震で起こる土砂災害の場合を考えます。危険を感じて避難場所に行くまでの時間を考えます。
※土砂災害は、土石流、地すべり、がけ崩れ(急傾斜地崩壊)のことを指します。詳しくはこちら↓
③複合災害
大雨で地盤がゆるんでいるところに大地震で起こる津波の場合を考えます。
高く、より安全そうな場所に逃げることを考えます。

■やってみよう
1:防災マップ(ハザードマップ)などをみて、マジックで危険なはん囲を囲もう。
※かこみ方
危険なはん囲で書き写すものは、1 で決めたテーマに 関連するものを書き写そう。
2:書き写したはん囲を見て、どこに逃げればよいか考え てみよう。
話すポイント!
・危険なはん囲になっているところの特ちょう
例:山の近くに囲まれている場所、海に近い、
■やってみよう
クイズ:「避難場所」と「避難所」の違いを考えよう。
答え:避難場所とは緊急避難場所のことで、災害の時に身の安全 のために避難する場所。避難所とは災害で住む場所を失った人の 一時的な生活場所になりうる場所。
①「今の自分だったらここに逃げると思う。」という場所に◯をし、横に小さく自分の名前を書こう。
②避難場所を【えらび方】の中からえらび、その場所に 青シールをはろう。
■えらび方
■話すポイント!
・津波や土砂災害のおそれがないか
・学校が危険な範囲にある場合は避難場所としてどうか
1:道に色をぬり、避難所までの時間がわかるようにしよう。
地図に色をぬることで、「1番近い避難所まで、何分で逃げられるかがわかる」地図になります。
・色について
1色の長さ=ヒモの長さ
「ヒモ」を使って、色をぬります。「ヒモの長さ」は「、1色の長さ」と同じです。
※この速さは、お年寄りが傾斜度 10 度の坂道を歩くときの速さを考えたとき のものです。速さが【43m/ 分】と、とても遅いようにみえますが、誰もが 逃げることができる速さです。
※色ぬり練習シート(例)で 練習してみよう。
避難場所から道に色をぬる。避難場所に向かって、逃げてくる方向に色をぬる。
1. 緑の色えんぴつとヒモを持つ。
2. 避難場所から逆に逃げてくる 方向の道にヒモをあわせる。
3. ヒモの長さの分、道に色をぬる。
※道がいくつかにわかれている場合、 すべての道にヒモをあて色をぬる。
4. すべての避難場所から、同じよう に色をぬる
5. すべての避難場所から緑でぬりお わったら、次の色にいく。これを繰 り返す。
※必ず全員が同じ色の色えんぴつを持ちながら、同時にやること。
6. 全部の色がぬりおわったら、どの 方向に逃げたほうが、避難場所に近 いか矢印を書く。
■活動のルール
・道の上に×があるところは通れない。その先は色をぬってはいけないよ。
・班のみんなで話し合い、いっしょに作業をしよう。
■道具
・大きな地図
・ヒモ(革ひもが使いやすい)
・色えんぴつ
■やってみよう
①できた地図をみながら、活動のふり返りをしよう。
班で1枚、まとめシートを班ごとに記入しよう。
■ポイント!
ふり返ることがわからない場合は、自分が逃げられそうかどうか、今逃げるとしたらどこに逃げるかを考えてみよう。