第1章:考えるテーマをえらぶ[やってみよう]

■やってみよう

・自分の地域で起こりそうな災害を考え、1つえらぼう。

①津波災害

大地震で起こる津波の場合を考えます。高い場所に何分で行くことができるかを考えます。

②土砂災害

大雨や地震で起こる土砂災害の場合を考えます。危険を感じて避難場所に行くまでの時間を考えます。

※土砂災害は、土石流、地すべり、がけ崩れ(急傾斜地崩壊)のことを指します。詳しくはこちら↓

③複合災害

大雨で地盤がゆるんでいるところに大地震で起こる津波の場合を考えます。

高く、より安全そうな場所に逃げることを考えます。

第2章:危険なはん囲をかこむ[やってみよう]

■やってみよう

1:防災マップ(ハザードマップ)などをみて、マジックで危険なはん囲を囲もう。

※かこみ方

危険なはん囲で書き写すものは、1 で決めたテーマに 関連するものを書き写そう。

2:書き写したはん囲を見て、どこに逃げればよいか考え てみよう。

話すポイント!

・危険なはん囲になっているところの特ちょう

例:山の近くに囲まれている場所、海に近い、

 

第3章:避難場所を決める[やってみよう]

■やってみよう

クイズ:「避難場所」と「避難所」の違いを考えよう。

答え:避難場所とは緊急避難場所のことで、災害の時に身の安全 のために避難する場所。避難所とは災害で住む場所を失った人の 一時的な生活場所になりうる場所。

①「今の自分だったらここに逃げると思う。」という場所に◯をし、横に小さく自分の名前を書こう。

②避難場所を【えらび方】の中からえらび、その場所に 青シールをはろう。

■えらび方

  • A. まちで決められている場所にする
  • B. 危険な範囲でない、自分たちが安全と思う場所にする
  • C.A と B の中から、良さそうな場所を選ぶ

■話すポイント!

・津波や土砂災害のおそれがないか

・学校が危険な範囲にある場合は避難場所としてどうか

第4章:危険な場所にしるし[やってみよう]

■やってみよう

①危険そうな避難場所に☓を書き、理由も書こう。

②危険そうな場所に☓を書き、道が通れなくなりそうな場合は、道の上に☓を書こう。

■えらび方…地震や大雨の時に危険そうなところ

  • A.古い壊れそうな家やかべがあるところ
  • B.壊れそうな橋
  • C.崩れてきそうな斜面 など…

■話すポイント

第1章で選んだ災害ごとに危険があります。ここに書かれていること以外にもどうんなことがあるのか考えてみましょう。

第5章:道にいろをぬる[やってみよう]

1:道に色をぬり、避難所までの時間がわかるようにしよう。

地図に色をぬることで、「1番近い避難所まで、何分で逃げられるかがわかる」地図になります。

・色について

1色の長さ=ヒモの長さ

「ヒモ」を使って、色をぬります。「ヒモの長さ」は「、1色の長さ」と同じです。

※この速さは、お年寄りが傾斜度 10 度の坂道を歩くときの速さを考えたとき のものです。速さが【43m/ 分】と、とても遅いようにみえますが、誰もが 逃げることができる速さです。

※色ぬり練習シート(例)で 練習してみよう。

色ぬり練習シート

避難場所から道に色をぬる。避難場所に向かって、逃げてくる方向に色をぬる。

1. 緑の色えんぴつとヒモを持つ。

2. 避難場所から逆に逃げてくる 方向の道にヒモをあわせる。

3. ヒモの長さの分、道に色をぬる。

※道がいくつかにわかれている場合、 すべての道にヒモをあて色をぬる。

4. すべての避難場所から、同じよう に色をぬる

5. すべての避難場所から緑でぬりお わったら、次の色にいく。これを繰 り返す。

※必ず全員が同じ色の色えんぴつを持ちながら、同時にやること。

6. 全部の色がぬりおわったら、どの 方向に逃げたほうが、避難場所に近 いか矢印を書く。

■活動のルール

・道の上に×があるところは通れない。その先は色をぬってはいけないよ。

・班のみんなで話し合い、いっしょに作業をしよう。

■道具

・大きな地図

・ヒモ(革ひもが使いやすい)

・色えんぴつ

第6章:ふり返りをする[やってみよう]

■やってみよう

①できた地図をみながら、活動のふり返りをしよう。

班で1枚、まとめシートを班ごとに記入しよう。

まとめシート

■ポイント!

ふり返ることがわからない場合は、自分が逃げられそうかどうか、今逃げるとしたらどこに逃げるかを考えてみよう。

第7章:発表会をして話し合う[やってみよう]

■やってみよう

①逃げ地図を作りはじめてから作った後で気づいたこと、気になったことを発表しよう。

発表のやり方

1、前の活動で書いたまとめシートを発表する。

2、発表が終わったら、他の班の地図と比べてみる。(避難場所・☓の場所・色の違いなど)

②発表が終わったら、感想・質問・提言をまとめよう。

■ポイント

他の班と比べるときは避難場所・☓の場所・色の違いなどに注目しよう。比べながら、より安全な避難ができるようにしよう。

第8章:自分自身が防災リーダーになろう[やってみよう]

■やってみよう

・まちに提案してみよう

これまで逃げ地図作りの中で学習してきたことを、 まちの役所の人に発表したり、質問してみましょう。 みんなが作ったものを利用して大人をまきこみま しょう。

・再度活動してみよう

  • 条件を変えてみる。 (災害の設定・危険な箇所の条件を変えてみる)
  • 避難場所を変えてみる。
  • 地域の人や他の人とやってみる。

できた地図も成果ですが、重要なのは、不安や疑問についてさらに考える、話し合うことです。不安な点や疑問点はそのままにしないで話し合いを続けてください。

これからが本当のはじまりです。