(1) 土砂災害からの逃げ地図の作成にあたって

・土砂災害は災害の規模や発生時刻の予測が難しいが、逃げ地図ワーク ショップを通して、その地域の土砂災害の潜在リスクや脆弱性を認識し て、事前の対策を講じることは重要である。

・土砂災害から逃れるには、気象警報に注意し、自ら得た土砂災害の前兆 現象等に基づき、自分から安全な場所へできる限り早期に避難すること が最も重要である。

・すでに大量の降雨があり、がけがすでに崩壊あるいは避難経路ががけ崩れで通行不能等、外部へ避難すると逆に危険なケースもある。
土砂災害特別警戒区域内にあっても2階建て以上の鉄筋コンクリート造の建物であれば、建物内にとどまり、がけ斜面と反対側に避難すれば安全であるとされている。

・土砂災害からの避難場所は、避難開始のタイミングに応じて検討する必要がある。

1避難準備情報時:要援護者を車などで計画された避難場所へ避難
2避難勧告時:避難警戒区域外への避難
3避難指示時:安全な建物の安全な場所又は避難警戒区域外

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